ビールが大好きな筋トレマン
こういった疑問に答えます。
✅本記事の内容
・筋トレ後に飲酒したい人に伝えたいこと【本質】
この記事を書いている僕は、広島市内でトレーナーとして活動しています。
また、筋トレ歴は6年目なので知識はかなりある方です。
筋トレ初心者やダイエットをする方を見ていて思うのですが、“せっかく筋トレを頑張ったのに、大量のお酒を飲んで効果台無しな方が多い”です。
では、どうしたら筋トレ効果を最大にしつつ、大好きなお酒を飲むことができるか?
これからの筋トレやダイエット生活に関わる大事な部分なので、このあたりに関して詳しく解説していきます。
目次
筋トレ後の飲酒がNGな件【デメリットばかりです】
筋トレ後の飲酒がNGな理由は以下の5つです。
- 筋肉が分解されてしまう
- 筋肉の成長を阻害する
- 筋肉痛になりやすくなる
- 睡眠が浅くなる
- 内臓に負担がかかる
それぞれについて解説していきます。
①筋肉が分解されてしまう
お酒を飲むと「コルチゾール」という物質の分泌量が増加します。
そして、この物質は別名「ストレスホルモン」と呼ばれ、筋肉を分解する作用があることが分かっているのです。
つまり、お酒を飲んだ場合ではコルチゾールの分泌量が増え、筋トレ効果が半減してしまうということですね。
②筋肉の成長を阻害する
筋トレをする人は一度は耳にしたことがある「テストステロン」ですが、このホルモンは筋肉の成長を促し、大きく発達させる働きがあります。
しかしお酒を飲むと、このテストステロンの働きを阻害し、筋肉の成長を妨げてしまいます。
せっかく大きくなろうとしている筋肉が、飲酒によってその成長をストップさせてしまうというイメージです。
③筋肉痛になりやすくなる
お酒を飲んだ翌日に筋肉が痛んだ経験はないですか?
もしかするとそれは「急性アルコール筋症」と呼ばれる、一種の病気かもしれません。
この急性アルコール筋症は、筋トレに伴う筋肉痛とは全くの別物で、アルコール成分によって筋繊維の破壊や萎縮が起こることによって現れる痛みです。
筋トレの場合は、筋肉痛になったとしても回復時には筋肉の増量につながりますが、急性アルコール筋症の場合は筋繊維自体がダメージを受けるため、筋肉の増量にはつながりません。
この症状を発症すると、筋力の低下だけでなく、筋肉の壊死させる可能性もあると言われています。
お酒を飲んで毎回筋肉痛を起こす人は、筋トレうんぬんの前にお酒の量を控える必要があるということです。
④睡眠が浅くなる
「お酒を飲むとよく眠れる」という人もいるかもしれません。
しかし、お酒を飲んで寝た場合の睡眠は浅いため、体の疲れの回復速度は通常よりも遅くなってしまいます。
特に筋トレ後は筋肉を回復させるために、「良質な睡眠」が必要です。
寝る前の飲酒などは絶対に避けましょう。
⑤内臓に負担がかかる
お酒を飲むと体内に取り込まれたアルコールは、肝臓で分解されます。
しかし、筋トレ時にはお酒を飲まなくても体の回復のために内臓に負担をかけています。
そこにお酒をプラスすることで、内臓のオーバーワークを引き起こし、健康を害する可能性が出てくるのです。
筋トレ後に飲酒したい人に伝えたいこと【本質】
結論は「筋トレをしない日に飲みましょう」です。
筋トレ後にお酒を飲むと努力が水の泡
頑張って筋トレをしている人はたくさんいますが、その後に飲酒している人も多いので、大半の人は努力が水の泡になっています。
全員が全員そうではないと思いますが、本来の筋トレの目的は「お酒を飲むこと」ではないはずです。
質問:あなたが筋トレを頑張る理由は何ですか?
そもそもあなたが筋トレを頑張る理由は何ですか?
「シックスパックになって女の子にすごいと言われたいから」
「筋肉をつけて強い男になりたいから」
「筋肉量を増やして代謝を良くしたいから」
このように、筋トレをするのには色んな理由があるわけです。
もう一度ここを考えてみて下さい。
僕が筋トレをする理由
あくまで僕が筋トレをする理由ですが、誰かのためになればと思い書いておきます。
・自分の成長を感じられるのが楽しいから
・筋トレをしてから風邪を引きにくくなったから
僕の場合は、シンプルに「筋トレをして自分の成長を感じられるのが楽しいこと」が筋トレをする最も大きな理由ですね。
人生は成長の連続ですからね。その中でも筋トレは最も成長を感じられるものだと思っています。
筋トレ後に飲酒する場合に気をつけるべきこと
とは言え、筋トレ後でもお酒を飲みたいという人や、会社の飲み会の都合で飲まざるを得ない人もいると思います。
そういった人たちは、「飲む量を少なくする」か「筋トレをする日を変える」などして対処しましょう。
筋トレ後にどうしても飲酒する場合
どうしても今日だけは飲みたいという場合には、純アルコール摂取量を20gまでにしましょう。
この数値を超えると、せっかくの筋トレが完全に無駄になってしまいます。
・日本酒…1合(180ml)
・ウィスキー…ダブル1杯(60ml)
・焼酎(25度)…グラス1/2杯(100ml)
・ワイン…グラス2杯弱(200ml)
・チューハイ(7%)…缶1本(350ml)
純アルコール20gの相当する酒はこのような上記の通りです。
ぜひ参考にして下さい。
飲み会の予定が入った場合
例えば、あなたがサラリーマンだとして現在の筋トレ実施日が「水曜日」と「土曜日」だったとします。
そこで土曜日に会社の飲み会が入ってきた場合には、筋トレをする日をズラしましょう。
また、飲んだ次の日に筋トレをするのも得策ではないので、できれば前日の「金曜日」に筋トレを行うのがベストです。
お酒への耐性が強くても筋トレ後の飲酒はNG
おそらく他の記事を見ると、「お酒への耐性によって飲酒の量を変えていい」というような内容があると思います。
しかし、筋トレの成果を最大限に出すという意味では、残念ながら当てはまりません。
僕自身たまに飲みすぎる時がありますが、シンプルに次の日の体調がすぐれないので、大量のお酒を摂取するのは控えましょう。
筋トレ後は飲酒ではなくプロテイン摂取をする
筋トレ後の「飲酒」を「プロテイン」に変えれば効果倍増です。
何も難しいことではないですよね。
プロテインに関しては、「ザバス」か「be LEGEND」がオススメです。
ちなみにプロテイン歴は10年目です。
筋トレ初心者や迷った人は「ザバス」がオススメ
ザバスは「大谷翔平選手」や「五郎丸歩選手」を始め、有名なスポーツ選手が愛飲していることでも知られています。
それほど効果は実証されていますし、味も申し分ないです。
特に水で溶かす専用「グレープフルーツ味」は、ザバスの中でも最も飲みやすく味も美味しいですよ。
価格と味を重視するなら「ビーレジェンド」がオススメ
ビーレジェンドではザバスにはない味が発売されており、その種類の多さはプロテイン界の中でもグンを抜いています。
さらに、そのどれもが美味しいので割とどれを飲んでもハズレがないという感じです。
その中でもオススメは「チョコ味」で、仕事中にも飲めるぐらい美味しいです。
最後に:誘惑に負けないようにしましょう
ダイエットや筋トレをしている時は、誘惑に負けそうになりがちです。
ただ、そんな時は「なぜ自分がトレーニングを始めたのか?」をしっかりと思い返して、踏みとどまりましょう。
筋トレを頑張ったなら「お酒」ではなく「プロテイン」を飲んで、その効果を最大限発揮させましょう。
それでは快適な筋トレライフをお送り下さい。
コメントを残す