・ビール飲んだら太るよね?
・ダイエット中でも飲めるオススメのビールは?
こんな疑問をお持ちのあなたへ。
本記事では、ビールが太ると言われている理由からダイエット中の人でも飲んでいいビールをまとめました。
これからダイエットをする方や現在進行形でダイエットに取り組んでいる方は、ストレスなくダイエットを進めるためにも正しい知識をしっかりと身につけておきましょう。
目次
ダイエット中にビールを飲んでもOKな話
「やせたい人は今夜もビールを飲みなさい」という本(安中千絵さん)が書かれていますが、そもそもビールは太るという常識を疑うべきです。
ビールは太るという常識の間違い
ビールが他のお酒に比べて太ると言われているのは、糖質が多く含まれているからです。
これに対し焼酎やウイスキー、ウォッカなどの蒸留酒は、糖質を含まないためダイエット中に良いお酒とされています。
糖質を含む、含まないに関してはお酒の作り方に起因していますが、この辺は解説すると長くなるので、気になる方はググって下さい。
ビールに含まれる糖質の量はロング缶1本で、ご飯半杯にも満たない量です。
これはおつまみや食事量で十分調整可能な数値なので、ビールを飲みながらダイエットすることは可能というわけですね。
まずは1日の糖質摂取量を決める
「ダイエット中のビールは糖質オフを飲むべきだ!」という言葉を聞いたことがあると思います。
このようにビールを飲んでもいいとは言え、ダイエットをする上で糖質は意識すべき栄養素であり、摂りすぎには気をつける必要があります。
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肝臓と筋肉に貯蔵しきれない糖質の余剰分が大量に発生する
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これらが体脂肪へと変化する
これが、糖質が体脂肪へ変わる仕組みです。
ダイエッターの1日の糖質摂取量は「約150g」が理想なので、1食に対する糖質の量は大体50g程度にすると良いですよ。
ちなみに、ご飯1杯で約50gの糖質が摂取されます。
次に1日に飲むビールの量を決める
1日の糖質摂取量を決めたら次は1日に飲むビール量を決めましょう。
先ほども書いたように1食に対する糖質摂取量は大体50g程度にすると良いので、ビールを飲む場合にはロング缶(500ml)だと2本までです。
少ないと感じるかもしれませんが、健康でいたいならこの量はしっかり守りましょう。
もっと飲みたいという方は糖質オフや発泡酒なら3本までは飲んでも良いでしょう。
余談:糖質オフのビールはオススメしない
ダイエッターたちがこぞって糖質オフのビールを飲んでいる光景を目にしますが、これはあまりオススメしないです。
そもそもビール業界では、糖質が100mlあたり2.5g未満なら「糖質オフ」、糖質が100mlあたり0.5g未満なら「糖質ゼロ」と表記しても良いことになっています。
そのため、糖質オフや糖質ゼロのビールを飲みすぎてしまうと糖質がどんどん体内に摂取され、脂肪がつく原因にもなってしまうというわけです。
あとこれは個人的な意見ですが、糖質オフのビールはあまり美味しくないですね。
ダイエット中にビールを飲む際の5つのポイント
ダイエット中にビールを飲む方は、以下の5つのポイントを意識した上で飲むようにしましょう。
- 飲む量をあらかじめ決めておく
- いきなり飲み始めない
- 交互にお水を飲む
- 女性は飲んだ後にコーヒーや緑茶を採る
- 締めのラーメンは食べない
それぞれについて解説します。
1.飲む量をあらかじめ決めておく
これは先ほど解説したので深掘りはしませんが、飲み会などに参加する時には飲む量をあらかじめ決めておいて下さい。
いくら楽しい飲み会とは言っても飲みすぎるとダイエットの効果は減少してしまいますからね。
ダイエットに成功したいなら、「目の前の楽しさ」よりも「少し先にある目標」を優先するようにしましょう。
2.いきなり飲み始めない
ダイエットに取り組んでいる方はもしかするとお酒を飲まないようにしているかもしれません。
そのため、早く飲みたいという気持ちになりまだ空腹の状態でお酒を飲んでしまう方がいますが、これはNGです。
空腹の状態のままでアルコールを摂取してしまうと一気に血糖値が上がり、おつまみなどを普段よりも多く食べてしまいがちになります。
糖質摂取を抑え血糖値を上げにくくするためには、サラダなどの血糖値が上がりにくいものから食べるようにしましょう。
3.交互にお水を飲む
これはビールに限らないことですが、お酒を飲んだ後にお水を1杯飲むと酔いを抑えることができます。
酔ってくると自分がどのくらいのアルコール量を摂取したのかが分からなくなるので、酔いすぎには注意する必要があります。
そもそもアルコールの過剰摂取も太る原因になるので、飲み会でもお酒を飲んだ後はお水を飲むように心がけましょう。
4.女性は飲んだ後にコーヒーや緑茶を採る
女性の方だとアルコールを摂取した翌日は、「体のむくみ」が気になると思います。
このむくみは原料の最大の敵でもあるので、アルコールを摂取した後は利尿作用の高いコーヒーや緑茶などをしっかり飲みましょう。
そうすると、体にある余分な水分をしっかり排出させることができるようになるので、翌日のむくみを防ぐことが可能です。
5.締めのラーメンは食べない
お酒を飲んだ後にどうしても食べたくなるのが「ラーメン」ですよね。
締めのラーメンという言葉もあるくらいなので、【飲み会→ラーメン屋】という流れがルーティーンになっている方もいるのではないでしょうか。
アルコールを摂取する時はご飯を抜くことが多いため、どうしても炭水化物を摂取したくなります。
その結果、炭水化物や脂質がたっぷりのラーメンを食べてしまうのです。
ビールを飲んだら十分糖質は摂取しているので、さらに糖質を摂取するという行為はダイエット中にはNG行為なので気をつけましょう。
まとめ:1日に飲んでいいビールの量は2本です
というわけで、今回はこれくらいにします。
ダイエット中でもビールを飲みたいという方は最高で2本までにしましょう。
これを徹底して守ればビールが原因で太ることはまずないです。
ダイエット中のカロリー摂取に関しては、【疑問】ダイエット中に摂って良い1日のカロリー数は?【運動強度によって異なります】を参考にして下さい。
また、今すぐ痩せたいけど何をすればいいか分からないと方は、今すぐ痩せたい人がやるべき運動←「筋トレと有酸素運動」ですが参考になります。
本記事を参考にしつつ、最終的には自分なりのルールを決めてみて下さい。
それでは、引き続きストレスのないダイエットを行っていきましょう。
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